株式会社山本エンジニアリング

精密工作機械のオーバーホール、改造修理及びレトロフィット、設計製造販売、移設及び据付
                           株式会社 山本エンジニアリング

経営方針&沿革 結束した実力がパワー、それがYMEの経営マトリクス

技能力 ~Basic Ability~

技能力

すべての出発は、基礎的技能の蓄積から

創業から10余年の間、私たちは主に、世界でも超一流といわれる精密工作機械のオーバーホールを手がけてきました。フルト社のシェービングカッターグラインダー、ハウザー社の治具グラインダー、ユング社の平面研削盤、ライスハウエル社の歯車研削盤・・・など、当時としては“完成された機械”と評価されているものばかりです。 これらの機械を分解するとき、私たち技術者は、「何故こんな構造なのか?」「何この部品を使用しているのか?」「スピンドルとメタルのすき間は何故これだけなのか?」と、常に何故、何故・・・と自問自答していました。 つまり、“メーカー機械設計者の意図が読み取ることができれば、正しい判断ができる。”

となれば、その仕事は50%成功したも同じと考えたのです。この正しい判断をする為には、想像以上の知識と経験が要求されることは言うまでもありません。成功の為の残り50%は、その正しい判断に従って処理を行う能力です。「摺動面のアタリはこれでよいのか?」、「ベアリングのプリロードは?」、「音は?」、「温度は?」等々について、思った通りに組み立て上げていく能力が発揮された時、その仕事は100%成功に結びつきます。 私たちは、この判断をする能力と処置する能力を合わせて、“技能力”と表現したいと思います。 今や時代はエレクトロニクス全盛の感がありますが、コンピュータやCNCはあくまでも便利な道具であって、それを生かすのはこの技能力ではないでしょうか。

技術力 ~Technical Energie~

技能力

過去の長所を生かして、新たな価値を創造

1980年代に入ると、いかに世界の一流機といえども、元通りの精度に復元するだけでは許さなくなってきました。、あた、日本の工作機械のレベルも上昇し、輸入機・国産機をわけることもなくなってきたのです。 そうしたなかで私たちに求められてきたことは、精度復元と同時に、自動化、省人化、高能率化という一連の合理化対応能力でした。今までのように設計者の意図を読み取るレベルを超えた、新たな価値を付加していくための創造力と、それを具現化する設計能力が必要とされるようになったので。 幸いにして、当社の技能力に秀でた経験豊かな技術者たちは、高度な設計能力も兼ね備えていました。 改造のための設計というのは、まったく新しいものを初めから作り出すよりも困難な部分があります。

機械を熟知した人がその特徴を生かしながら、あふれるように次々と世に送り出されるハイテク商品をツールとして活用し、ユーザーの使用目的に合った機械を手作り感覚で仕上げていく。こうした方法が、ユーザーにとっても私たちにとっても、ベストであると考えています。 また、制御を受け持つ電気・電子の分野でも大きな変化が起こり、シーケンサーの開発、NCからCNCへ、DCサーボからACサーボへ、アナログからデジタル制御下へと、恐るべき速さで進行しました。 これらの進歩に遅れることなく対応できる回路設計能力や、ソフトウェア開発能力も重要なポイントです。 この二つの設計能力が結合されることによって、現在、ひいては未来に通用する技術力が育まれるものと信じています。

総合力 ~Total Synthetic Power~

総合力

エンジニアたちの共通点は、機械好き

1990年に入り、私たちは米国グリーソン社製のハイポイドゼネレーターのCNC化に着手。 従来のレトロフィットに比べ、そのインパクトは比較にならないほど大きなものでした。この開発が短期間で成功したのも、20年間の蓄積の総力を結集した優秀なプロジェクトチームを結成することができたからこそ。 ユーザーの立場で使いやすさを徹底的に追求したトータルコーディネーター、メカの長所を生かして改造図面を書く機械設計者、パソコン用ソフトウェアを担当するシステムエンジニア、パソコン・CNC・シーケンサーのインターフェースをまとめる電気設計者やソフトウェア開発者、そして形としてまとめあげる組立て技術者・・・。

それぞれが自分の役割を理解し、お互いにカバーし合いながら一つの目的に向かって、全力を傾けた結果と確信しています。いつの時代においても、不変の確固たる技能力をベースに日々進歩する技術力を結合し、目的に応じて対応できる総合力を持つ。 これが、企業の永続性を維持するポイントであると考えます。 私たちの作り出す機械はハイテク最先端の商品です。しかし、その製作過程は人間の頭脳と手足を動かさなければ一歩も前進しない。 言ってみれば自動化とは正反対の仕事なのです。 つまり、会社の優劣というものは、規模や設備能力ではなく、その道に優れた人材をどれだけ育てることができるかにかかっているといえましょう。 機械が好きな若者に、私たちが貯えてきた技能力と技術力を時間をかけて伝えることにより、小さいながらもなくてはならない企業として会社に貢献していきたいと考えています。

営業力 ~Sales Promotion~

営業力

40年以上にわたる実績は、何にも勝る営業手段

私たちにとって営業力も重要な要素ですが、営業専任者は存在しません。 しかし、この44年間に作り上げた2000台を超える機械に対する評価が最も力強い営業活動を行ってくれています。 どんな大企業であっても常に仕事があるというわけではなく、時には2年も3年も取引きが途切れるということもあるわけです。それでも、「機会があれば、またあの会社に声をかけよう」とか、「少し難しい仕事ではあるが、あの会社なら何とかしてくれるだろう」と行ってもらえるような存在でありたいと思っています。 そのためには、常にユーザーの要求も応えることのできる新技術の開発が必要です。

技術開発という事柄、さまざまな苦労もつきまとうのも事実です。それでも私たちはゆっくりと着実に地道な努力を重ね、楽しみながら成長していけるような企業でありたいと願っています。

会 社 沿 革

年号 内 容
1972年 (昭和47年12月) 山本純一により名古屋市北区新沼町にて創業、資本金120万円
1974年 (昭和49年12月) 資本金 360万円に増資
1979年 (昭和54年 5月) 新工場建築に着工
1979年 (昭和54年 9月) 新工場完成に伴い小牧市間々原新田に移転
1984年 (昭和59年10月) CNC内面研削盤のレトロフィット完成
1985年 (昭和60年 7月) 新工場建築に着工
1985年 (昭和60年10月) 新工場完成に伴い現在地に移転
1990年 (平成 2年12月) グリーソンハイポイドゼネレーター #106のCNC化完成
1991年 (平成 3年12月) グリーソンハイポイドゼネレーター #116のCNC化完成
1992年 (平成 4年 2月) 隣接地を工場用地として取得
1992年 (平成 4年 3月) 大型工作機械用工場増設計画に着手
1992年 (平成 4年 4月) 資本金 1,800万円に増資
1992年 (平成 4年10月) 大型工作機械用工場完成
1998年 (平成10年 6月) グリーソンハイポイドラッファ&フィニッシャー #606、#607 新Auto index完成
1998年 (平成10年 6月) グリーソン #106Win-CBN、#106Win-Cut 完成
2001年 (平成13年) KAPP VAG NCリプレース完成
2003年 (平成15年) ニイガタピンミラー オーバーホール完成
2003年 (平成15年 2月) LAPOINTE BR. オーバーホール完成
2005年 (平成17年) グリーソン #104Win-Cut 完成
2006年 (平成18年) 模型支持装置完成、六角ダイス研磨 専用機完成
2011年 (平成23年) グリーソン#120のNC化完成
2015年 (平成27年) グリーソン#502Win-SFT完成
2016年 (平成28年) 電解加工機完成